翌朝、

「このコどこのコか知りませんか?」と聞きまくりました。
もしかしたらあそこの犬かも・・・という情報を元に2軒ほど訪ねてみましたが、
どちらもハズレでした。
役所が開いてる時間になって、『動物指導センター』というところに迷子犬を保護している、
と電話をかけました。
すると・・・
うちから5〜6キロ離れた家の人から届けが出てるって

名前は、「りゅう」で、10才のオス犬。後ろ足に傷跡あり。3日前から行方不明、とのこと。
すぐ確認してみたら、後ろ足に傷跡もある

りゅうちゃんって呼んでみたら、振り向いた

わ〜い


捨てられたコじゃなかったんだ〜

とほんとうれしかったです。
でも、間違えられたましろちゃんってまだ1才のメスだったの。
10才のオッサン犬に間違われたなんて、ましろちゃんが知ったらショック受けちゃうよ

飼い主さんの仕事先の電話番号を聞き、早速電話するととても忙しそうで、
ちゃんと話すこともできず、「夕方どこでも行きます」とのことだったので、
うちの近くのお店の駐車場で待ち合わせしました。
夕方まで、りゅうちゃんはゆっくり寝て過ごしてました。

夜の写真は、お目目がキラリ

夕方、車


待ち合わせ場所へ。
そしたら・・・なんと飼い主さん(50代くらいの女の人)は自転車でした・・・

ちょっと立ち話をして事情を聞くと、
『夕方散歩から帰ったとき一瞬のスキで門から出ていってしまった。
夫が亡くなってからこのコと二人暮らしで、この3日間泣いて暮らしてました。ほんとにありがとう、ありがとう・・・』と飼い主さんは泣きながらお礼を言って下さいました。
わたしもジ〜ン

3日間かけて家から5〜6キロも歩くなんて・・・って話をすると、
『ここの場所に来てたんだ、って知って、このコは夫が入院してた病院に行こうとしてたのかな、って思いました。よく娘の車で連れて行ってたから・・・』って

で、また5〜6キロも歩いて帰るのは、りゅうちゃんがかわいそうなので、
そこのお宅の近くまで車で連れて行きました。飼い主さんは自転車で帰ってもらったケド。
別れ際に、お菓子の包みみたいなのをもらってしまいました。
たいしたことしてないのに・・・
家に帰って包みを開けてみると、昆布の佃煮でした。ってそんなことはどうでもいいとして・・・
なんと



で、その5ヵ月後、かえでともみじたち5匹の子猫を拾ったので、病院に連れて行ったりする費用にその1万円はありがたく使わせてもらいました。
犬は登録制になったこともあって、野良犬ってほとんどいないし、迷子犬も届けが出てて飼い主さんもすぐ見つかるし、ほんと最近の犬って大事にされてるよね・・・
それにひきかえ猫は、捨てるヤツがいっぱい

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